- 「人間関係に疲れたな…」
- 「人混みにいるのが辛い…」
といった時、誰かと一緒にいるのが辛く「一人になりたい」と思うことありますよね。
辛いことがあった時やひどく疲れた時「一人になりたい」という感情は誰にだって起こり得るものです。
ここでは一人になりたいといった感情の原因と、一人になりたい時におすすめのリフレッシュ方法をご紹介しています。
パートナーに一人になりたいと言われた時の対処法もご紹介していますので、悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
誰にだってひとり時間が欲しい!一人になりたい時の心理・おすすめの対処法
一人になりたいと思ってしまうのはなぜ?
理由1:気疲れするから
誰かといると気疲れが生じます。気疲れは疲れの中でも、最もやっかいです。自分以外の人のことを考えることはとても疲れます。
「今の良かったかな?気分を害して無いかな?どう思われているのかな?」など、あなたの中に?が増えてどうしたらいいのか困惑しますし、そのことも大きなストレスですね。
理由2:他人軸から自分軸に戻すため
物理的に距離を取ることで、自分自身の感覚を取り戻して、自分自身に必要なものが分かるようになります。
他人軸から自分軸に戻すために一人になることが必要です。
- 緊張している人がそばにいると緊張しませんか?
- イライラしている人がそばにいるとイライラしたり怖くなったりしませんか?
私たちは相互に影響しあっています。自分自身の感覚がわからなくなってしまいます。そうなると自分自身の状況と必要なものがわからなくなります。
一緒にいたら傷ついてしまう関係性なのに離れられないとか、その状況を危険だと思えないなどになります。
影響は本当は時空を超えて影響しあっています。
理由3:ストレス源から離れたいという本能的な反応
ストレスがかかると私たち動物には、ストレス源を壊す(闘争)か、ストレス源から離れる(逃走)という行動をしてストレスを解消・軽減しようという本能があります。
1人になりたいというのはまさにストレス源から離れるという逃走そのものであり、本能的で正常な反応であるといえます。
ひとりになりたい時にリラックスできるおすすめの対処法8選
ひとりになりたい時誰かと一緒にいるのも嫌になりますよね。
そんな時は
- 1人になれる場所へ行く
- 何かに没頭する
- 気分転換してみる
といったことをすることで気分がリフレッシュされます。
1人で簡単にできるおすすめのリフレッシュ法をいくつかご紹介するので参考にしてみて下さい。
1: 海・森・川など自然を感じられる解放感のある場所にいく

マイナスイオンや精神が安定するf分の1のゆらぎなどにより自律神経の乱れが整えられ、活力がわいてきます。
自然いっぱいの場所へ行くことで開放感を感じられ癒しを得られます。
費用もあまりかからないのでおすすめです。
2:漫画喫茶・インターネットカフェにいく
インターネットカフェはドリンクバーが設置されていたり、好きな漫画が読み放題であったり、好きな映画やゲームがレンタル出来るなど、ひとりで楽しめる娯楽が充実しています。
シャワーブースが設置されていたり仮眠がとれたりするなど、疲れた体を癒すのにも最適な施設といえます。
完全な個室空間でパートナーや子どもに邪魔されることなく過ごせるので、ストレス発散になること間違いなしでしょう。
1時間数百円から利用できるので、安価にくつろげる空間をお探しの方にピッタリです。
3:喫茶店にいく

海や山など自然を眺められる喫茶店、木目調のぬくもり感じる喫茶店など、安らぎを感じられる喫茶店がおすすめです。
好きなドリンクや軽食をとりながら、好きな本を読んだり物思いにふけてみるなど、自分の時間を満喫してみるのもいいかもしれません。
4:スーパー銭湯にいく

体温が上がると心と体の免疫力も上がるので、ストレスに対して今よりもタフになれます。
入浴して、体温が上がることによって、ストレスに対して強くなります。体の滞りがほぐれるとと心の滞りも解消されます。
足湯などで、足元をあたためることでも血流が促進されます。
スーパー銭湯の場合は数百円でゆったりくつろげます。
足湯の場合は無料で利用できるところも多いので、お気軽に利用できます。
5:車の中で過ごす
人は視線が下を向いてしまうと、どんどん落ち込んでしまいます。視線を上げるとことで、落ち込みにブレーキがかかります。
また、車の振動なども心地よくリラックスできます。桜や紅葉など、自然豊かな風景に癒してもらえるようなところをドライブするとよいでしょう。
車の中で好きな音楽をかけたり歌ったりすることで気分がリフレッシュできます。
仮眠をとることもできますし、かるくドライブに出掛けるのもいいかもしれませんね。
6:ボディケア・マッサージ・もみほぐしをする

一人になりたいときは、身体よりも心が疲れていると思います。しかし、こういう時は心を癒すアプローチでは効果がでるまでに時間がかかる場合があります。
自然治癒力は心よりも体により多く存在しています。
体が癒されることで心も癒されます。
自分でしても良いですし、指圧マッサージなどのマッサージを受けても良いでしょう。
大体数千円から受けられます。
7:読書をする

一人になりたいときは、あなたが惨めな思いをしたときかもしれません。
そういう時は、美味しい飲み物を飲みながらゆったり読書をしてみるのもいいでしょう。
ひとり読書の時間を作って様々な文学作品に触れてみてはいかがでしょうか。
8:叫ぶ(ジェスチャーを大げさに)
叫ぶとストレスを軽減できます。
ポイントは身体の動きをともなうことです。
例えば、叫ぶ時にプロレスラーや野生動物をまねて、彼らのようにジェスチャーを大きくして叫ぶとより効果的になります。
ラグビーのオールブラックスのハカをネットで見てまねてみるのもよいでしょう。
パートナーに「一人になりたい」と言われた時はどうすればいいの?
パートナーに「一人になりたい」と言われたら・・・
「ヤバイ。」「どうしよう?」とか焦りますよね。
もしくは、「またかよ。」「いい加減にしろ!」と怒りがわくかもしれません。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
おすすめなのは無意識の力を使うことです。
無意識の力とは?
無意識は、その時にその時に必要なことを教えてくれるもの、と考えましょう。
無意識におまかせすることで、パートナーからの「一人になりたい」と言われることによる感情の渦に耐え、ストレスフリーな生活を送れます。
ミルトン・エリクソンという有名な心理療法家は「無意識はあなたを助けてくれる知恵の宝庫です。意識はたいしたことありません」としています。
無意識の力を使うセルフトークのやり方
- まず、『こころよ!』と無意識に呼びかけます。
『こころよ!自分自身のために、パートナーとの関係でやってみると面白いことを教えてください?』
と自分の頭の中でこのフレーズを唱えてみてください。
唱えた直後に浮かんでくるものが無意識の答えです。それに従い行動するとよいでしょう。
- 【ほうっておけ】とでたら、ほうっておきます。
- 【声かけろ】とでたら、
『こころよ!どんな言葉で?』
『こころよ!どのタイミングで?』
と質問をこころに投げかけて、出てきたものを実行します。
意識の力では相手との敵対関係になりがち
意識の力ではお互いを、
- 「良い・悪い」
- 「正しい・間違っている」
- 「常識・非常識」
という、裁く視点でお互いをみることになるので、相手との敵対関係になりがちです。
意識の力では対処できない
例えばネットで対処法を検索すると、
- 普段から家事や子育てをしておくとよい
- 普段からありがとうと感謝を伝えておくとよい
といった「そんなの後の祭りじゃん!」と言いたくなるようなアドバイスで溢れています。
そんなの普段からすべてやっているけれど、パートナーが「一人になりたい。」と言ってくることもあります。
そんな時、どれだけ頭で考えても、考えるべきことのリストの数が増えるだけで途方に暮れてしまいます。
このような時、意識の力はベストパフォーマンスを発揮してくれません。
「無意識の力」を使いこなしストレスフリーな生活を
無意識の力を使うセルフトークのやり方は簡単ですが、やれているつもりでもうまくできる人はあまりいません。専門家のサポートを受けてマスターされることをおすすめします。
無意識の力を使いこなせるようになったらカウンセリングを卒業できます。
ぜひ無意識の力を使いこなせるようになってみてくださいね。