カウンセリングをしていると「変わりたいのに変われない」といった相談をよくされます。
- 父親、母親とうまくやっていきたい。
- 恋人がほしい。
- もっと自信を持ちたい。
- うつやパニックを治したい。
みんな「自分を変えたい」と思っているのに、変われない…
自分を変えるには、変わった後の姿が本当になりたい自分なのかイメージすることが大切。努力、根性、性格のせいにし続けても、理想の自分にはなれません。悪循環を断ち切り、新しい自分を見つけましょう。
この記事では、変わるためには具体的にどういった方法が有効なのかを紹介しますので参考にしてみてください。
変わりたいのに変われない…そんなあなたが本当に変わるためにとるべき行動とは?
いつもとは違うことをしてみる
知らず知らずルーティーンでやっていることを、別の順番でやってみる。
- 箸を左手にもつ。
- 体を洗う順番を変える。
- いつもとは違う飲物を飲む。
- メイクを変える。
何もしていないことがあなたが変われない現状を維持させているかもしれないので、とにかくこれまでとは変わったことをしてみます。いつもと違うことをすることで、脳も心も体も新しい刺激を体験するのであなたは変わっていきます。
誰かのモノマネをしてみる
モノマネ芸人さんは全く別人になります。俳優も役になりきっています。そうすることで自分を変えることができます。
誰かのモノマネをすることで、脳にも心にも体にも新しい刺激が送信されるので変わることができるのです。
コツはなりたい相手の姿勢・行動からモノマネすることです。そうすることで、感じ方や考え方も変わってきます。
なかなか自分を変えることが出来ないのはなぜ?
あなたが変われないのは、あなたの努力・根性・性格のせいではありません。
変わろうとしても、変わるための具体的な方法を知らないから変われないのです。
なかなか思い通りにいかない!と思う方は、ぜひ次のことを試してみましょう。
自分を変えるために試してほしいこと
イメージ法であなたの望む姿が本当になりたい自分なのか検討する
あなたが変われないのは、あなたの望む姿、つまりあなたの目標とするゴール設定が本当のあなたが今は望んでいないことなのかもしれません。だからあなたが本当にその姿を望んでいるのか検討する必要があります。それを以下の手順で行います。違和感がでる場合はゴール設定を改めてみる必要があります。
- あなたが望んでいる「変化後の姿」をイメージします。
- そのイメージの中に入ります。
- そのイメージの中にいると、あなたの体が喜ぶのか?それともあなたの体に違和感が出るのか?確認します。
- 「変化後の姿」のイメージから出ます。
- 「変化後の姿」に入ったときに違和感があった場合は、今は変化できないのっぴきならない事情があるのかもしれません。
- どのような「変化後の姿」なら違和感がでないのかイメージしなおしてみます
神経にダメージを与えてる食べ物を避ける
あなたが変われないのは、神経にダメージを与える食べ物を継続的に摂取しているからなのかもしれません。
興奮毒素と呼ばれるグルタミン酸・グルタミン・グリシン・アスパルテーム・システイン・アスパラギン酸などを豊富に含んだ調味料・食材・サプリメントを摂取しているのであればそれらの摂取総量を今よりも少なくしてみましょう。
例えばグルタミン酸は、うま味調味料や小麦製品・乳製品に多く含まれています。それらの摂取総量を少なくすることにより、神経へのダメージが少なくなり、ストレスや疲労に対する強さと回復力が増加します。
体がよりタフになれば、自分を変えることも簡単にできます。
自分を変えるのが難しいと感じたら専門家のアドバイスを受けましょう
自分一人で考えると、行き詰ったときにやってはいけない「自分自身の努力・根性・性格のせい」にしてしまいます。
そこから生まれてくるのはさらなる悩み、もしくはあきらめになってしまいます。専門家に相談することで、努力・根性・性格のせいにする悪循環から抜け出すことができます。
そして、変化のために有効なアプローチにカウンセラーとともに取り組むことができるようになります。